SSブログ

大学時代、ネトゲ廃人時代 [雑感]

前の記事で書いた通り、私の大学時代はネトゲ廃人だった。

マビノギというオンラインゲームに没頭していた。

大学1年の2月くらいから始めたので、今からだいたい5年くらい前になる。
(実際にネトゲ中毒だった時期は3年弱)

あれ以来、大学行かずに一日中没頭する毎日が続いた。
(ネトゲやる前から大学サボってたけどw)

冬はパソコンの前でラーメンを食いながらネトゲ。

夏はアイスを食いながらネトゲ。

リアルワールドからログアウトし、バーチャルの世界にログイン。

しかし、世界こそバーチャルではあるが、ゲームをしているのは私だけだはない。

私と同じように他のプレイヤーもログインしている。つまり、私と同じ人間。

バーチャルでもありリアルでもある世界なのだ。

毎日のように大学をサボってネトゲばかりしている日々を過ごしては、実家に帰るたびに親に叱られる。

大学をやめて就職をしようかと考えたが、頑張って大学に通ってたほうがマシに思えた。

結局同じような状況が長引いて挙句の果て、大学3年目の夏に中退/(^o^)\

単位の取れなさが半端ない。

ネトゲするために一人暮らしして大学に入学したのかというレベルww

多大な学費と時間を無駄にし、非常に親不孝な2年半だったと言える。



さて、あの2年半は本当に無駄だっただろうか?

犠牲にしたものはあまりにも大きすぎたが、決して無駄な経験ではなかったように思える。

確かに、

「大学に入学しておけば未来は明るい」

「コンピューターに興味があるからそれ関係の大学に行けばよし」

などと言う甘い考えで大学に入学したのは間違いなく失敗だったし、

ネトゲに没頭したがために中毒になり、他の事に興味を示さなくなったというのは、致命的と言わざるを得ない。

自堕落に溺る毎日を過ごしていた。

もっと自分のためになる有意義な時間だって過ごせたはずだ。



しかしそれでも、大学を入学したがために得られた2年半というのは決して無駄なものではない。

当時出来た友人で、まだ連絡をとっている友人は3人いるし、

一人暮しじゃないと味わえない楽しさや自由もあった。ネトゲの廃人プレイもその中のひとつだ。

そう言った意味では体験価値はある。

初めてネットで知らない人とチャットするときにキーボードを打つ手が震えていたこと。

ネトゲの世界で少しずつ強くなっていく自分に喜びを覚えたこと。

倒せなくて何回も死んていたボス戦で余裕で勝てるようになったこと。

ネトゲはリアルの世界では味わえなかった体験価値を俺に与えてくれた。

本気で告白した相手がネカマだったという黒歴史なんて、今じゃ笑い話として語れる。


大学に入学してからの2年半も、ネトゲ廃人だった3年間も、

道を誤ったように思えるが、学んだことも多かったし体験価値もあった。

物事は考え方次第で良くも悪くもなる。

毎日が同じような繰り返しで、退屈に思ったこともあった。

だが振り返ってみると、何か一生懸命努力したり頑張ったわけでもないのに、

今までにはなかった楽しいことを得られた。

ネタとして笑いながら語れることもある
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。